お知らせ

IGRA検査検体保存温度に関して

☆QFT検査検体保存温度が従来法(22±5℃)に加えて、(2~8℃)がリリースされました。

 ●22±5℃の保管許容時間は16時間です。16時間以内に検査を開始しなければなりません。

 ●2~8℃の保管許容時間は32時間です。32時間以内に検査を開始しなければなりません。

 上記の温度について、2~8℃保管におけるFN産生量の経時的変化に関するデータはメーカーには有りません。

 採血直後の0時間と、32時間後のIFN産生量のデータでは、0時間に比較して有意な変化は無かったとしています。

☆T-スポット検査の保管温度は21.5±3.5℃です。4℃や常温の保存・搬送に関しましてはメーカーは全く検討しておりません。

 21.5±3.5℃は承認申請を得た時の保管温度で、この温度において特異度。感度が99%となっています。最近気温が急激に

 上昇していますが、4℃や常温での保管・搬送は臨床データが無いため検査結果の信ぴょう性が問われます。

 T-スポットの採血後保管温度・搬送温度は21.5±3.5℃とすることが重要です。