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よくあるご質問

IGRA検査の注意すべき点

Q IGRA検査で判定不可の結果になり、免疫不全の可能性があると言われましたが、大丈夫でしょうか?
A 検体を不適切に取り扱った結果、判定不可になった可能性がありますので、原則的には再検査が推奨されています。再検査で再度判定不可になった場合、免疫不全を考慮しなくてはなりませんので、専門医にご相談下さい。
Q 全国的に検査機関に限られると思いますが、IGRA検査を依頼する際には、検査精度(検査機関の選択等)について、考慮する必要はあるでしょうか?
A 日本と米国の両ガイドラインにありますように、IGRA検査を行う施設の検査精度は非常に重要です。検査機関を決める前に、検査施設に対して検査担当技師が外部専門機関による研修を修了しているか否か確認(終了証の提示を求める)すると同時に、採血後の検体保管温度、搬送温度の保持のやり方、結果に検査数 値の記載があるか、T-スポット検査においてはスポット画像を提出して貰いバックグラウンドが無いことを確認するなどして選定することが重要です。Q15 に回答しておりますが、検査技術により結果は全く異なることも有りますので、検査料金だけで検査機関を決定することは非常にリスクが大きいことを知ってお くべきでしょう。
Q 採血後、抗原刺激まで30℃前後の温度に10時間以上保管した検体を検査に使用することは可能ですか?
A 我々の研究から血液のベストな保管温度は22℃です。しかし、メーカーの添付文書ではQFT:22℃±5℃、T-スポット:21.5℃±3.5℃を提唱しており、この範囲がIGRA検査に使用できる限界と考えられます。30℃では白血球の反応性が極端に低下して正しい検査結果を得られませんので、再採血が必要です。
Q 採血後、抗原刺激まで冷蔵してしまいました。検体は検査に使用できますか?
A 冷蔵もまたリンパ球の反応性が減衰するため、正しい結果は得られません。再採血に依り正しい保管温度の下で検査を行って下さい。
Q 添付文書では培養時間がQFTで16時間から24時間、T-スポットでは16時間から20時間となっていますが、培養時間が16時間より短かったらどうなるのでしょうか?また、長かったらどうなるのでしょうか?
A 通常の培養と比較し、培養時間が短いとIFN-γ値は低くなり、逆に培養時間が長いとIFN-γ値は高くなると考えられます。しかし、実際には詳細な検討 成績は無く、今後の研究課題です。添付文書の感度・特異度は、培養18時間前後のものですので、これから大きく外れる条件では、この感度・特異度は適応で きません。
Q IGRA検査はどの検査機関でも同じ結果になりますか?
A IGRA検査の検体は生きている血液細胞を扱いますので、その扱い方により同じ結果にならないことも十分あります。また、体内の免疫反応を体外で正確に再現させなくてはならない検査法ですので、技術者の知識・技術力が影響する検査法と言えます。この意味では、検査機関の技術水準が結果に影響し、必ずしも同 じ結果に成るとはいえません。

 

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